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おばあちゃんの家のramuのレビュー・感想・評価

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)
4.8
この素朴さが素晴らしく良い。

都会育ちのクソガキが、田舎のおばあちゃんに預けられる。最初はクソガキっぷり満載だったのが、一緒に時間を共にしていくうちに、段々と心を通い合わせていくようになっていく。
劇的な展開がある訳でもないし、ストーリーも描写も本当にシンプルなんです。
でもきっと、いつの時代に観ても、こういう作品が人の心に響くと思うんですよね。


こういう作品を観ると、必然とおばあちゃんに会いたくなる。
生粋のおばあちゃんっ子の私は、社会人になってからも2.3ヶ月に1回は会います。
都内に住んでるからすぐ会えるのは本当に嬉しいことです。
あー!おばあちゃんに会いたくなるー!!

年に1回、彼の田舎のおばあちゃんにも会いにいくのですが、会うと毎回、「女の子は色々と大変なんだから、無理しないでこの子(彼)にすぐ頼りなね。」と優しい言葉をかけてくれます。
この底知れぬ温かさはなんなのでしょうか。
おばあちゃん大好きです。

本作を観て良かった。
心があったかくなりました。
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