剣々

三匹の侍の剣々のレビュー・感想・評価

三匹の侍(1964年製作の映画)
4.0
農民のためその侍は腕を振るう

浪人の柴左近は、旅の途中とある水車小屋を見つけ立ち寄る
そこでは代官の圧政に苦しむ農民が、年貢の減税を訴え代官の娘を人質に立て籠もっていた
初めは見物していた柴だが、騒動に巻き込まれ農民に加勢することに
さらに代官側の浪人も農民に寝返り、農民対代官の戦いが始まる

人気時代劇テレビドラマの劇場版
やっぱり時代劇って面白い!
柴は一本筋の通ったまさに侍な本作の主人公
その柴を演じる丹波哲郎がめちゃくちゃカッコいいです
声も良いし丹波哲郎の魅力にやられちゃいましたね

苦境に立たされ行動を起こした農民、それに手を貸す侍
最初は高みの見物だった柴が農民に加勢し、その想いに感化されるものも現れどうなっていくのかワクワクしました
代官もとことん悪く、侍達や農民にもそれぞれドラマが展開されるので飽きずに楽しめましたね
騒動の集結もちょっと切なさあるのが良い味出してます

もちろん殺陣もあるのですが、スタイリッシュな雰囲気じゃなく走り回ってブンブン振り回す荒々しい構成
これがまた勢いがあってカッコいいんですよ
多勢に無勢なのでなりふり構っていられない感じが感じ取れますよね
その中でもしっかり強者らしさが表現できてるのが素晴らしい!

農民の決意と立ち上がった侍の物語でした
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