こばまさ

フェイス/オフのこばまさのレビュー・感想・評価

フェイス/オフ(1997年製作の映画)
4.3
本作を以て、2023年400本目(レビュー)となりました!
もしかしたら厳しいかな〜と思った時期もあったけど、どうにかこうにか辿り着いた!(去年は520本観たのに…

そしてこの作品、おそらく3~4回目の鑑賞になります。
初めて観たのは高校生の時で、その内容にひっくり返って学ランの裏ボタンがふっ飛んだ記憶。
それでは、もし自分だったら誰の顔と交換するか考えながらいってみよう👨‍🦰👨🏻‍🦲


-6年前、冷酷無比のテロリスト・トロイ(ニコラス・ケイジ)によって最愛の息子を失ったFBI捜査官・ショーン・アーチャー(ジョン・トラヴォルタ)
アーチャーは執念深くトロイの行方を追い続け、ようやくシッポを掴み、壮絶な追撃戦の末に遂に逮捕する。
しかしトロイは、逮捕される前ロサンゼルスに時限式の細菌爆弾を仕掛け、ウイルステロを目論んでいた。
爆弾の在り処を吐かせたいアーチャーだが、トロイは激戦の果てに植物状態になってしまい、残るは共犯者であるトロイの弟しか知る者はいない。
FBI特殊班は、最新の医療技術を用いてトロイの顔をアーチャーに移植し、トロイになりすまして弟から情報を聞き出すという提案をアーチャーに持ち掛ける-

“これぞ、ジョン・ウーの大傑作!!”


相当久しぶりに観たけど、やっぱり面白い!!
ワタクシのベストムービーである『男たちの挽歌』の次に、ジョン・ウーで好きな作品。
ジョン・ウーのやりたい事をこれでもか!と詰め込んでいるのに、それが見事にハマった珍しい例(失礼

とにかく、その“顔を入れ替える”というトンデモ設定も素晴らしいけど、ストーリーも抜群だしアクションも流石だし、何より主演2人の入れ替わり具合よ!
悪人が善人に、善人が悪人に。
この2人による、一人二役演技がもう本当に素晴らしい!

もちろんどちらも凄いんだけど、特にトラヴォルタの悪人役がハマり過ぎててワクワクが止まらない。
この演じ分けが本当に上手くて、何回観てもどっちが本物なのか分からなくなる程。


ジョン・ウーの演出と言えば
・二丁拳銃
・鳩キッカケ
・スローモーション
・兄弟、親子愛
・マフィアの抗争

どれも『男たちの挽歌』や『M:i-II』で嫌というほど観たのに、この作品ではすんなり入ってくる。


いやー、ほんと面白いから!
まだ観てない人には全力でオススメ致す!
間違いなく90年代ハリウッドアクションの最高峰かつ、エンタメ爆発作品です!

どうやら、続編製作中らしいよ。
こばまさ

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