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フェイス/オフのbluetokyoのレビュー・感想・評価

フェイス/オフ(1997年製作の映画)
2.9
2025年1月30日 13:40~ テレビ東京 吹替え
ダニエル・クレイグ版007とか最近のミッションインポッシブルを見てしまうと、どうにもこの手の映画が見劣りしてしまうんだよな。入れ替わりとか、子ども向けのアニメのネタかと思ってしまう。とりあえず、冒頭の空港でのアクションシーンはダイナミックで見ごたえがある。主人公のFBI捜査官、ショーンが、宿敵、キャスターを死闘のすえ倒すことに成功するが、これで終わりかと思いきや、話はここからなのである。というか、このまま行った方がよかったように思うのだけど。キャスターは、どっかに、爆弾を仕掛けていて、それがどこだかわからない。場所を聞き出すために、一緒に捕まった弟に聞くことにする。そのために、ショーンは、キャスターに化けるのだ。いわゆる、入れ替え話となるわけだ。

簡単にあらすじ。
爆弾の場所を弟から聞き出すためにショーンがキャスターに化けるわけだが、その方法というのが、キャスターの顔を剥がして、ショーンの顔と入れ替えるという方法である。そうとう、ハードルが高い医療技術のような気もする。顔はうまくいったとしても、背は同じくらいとして、体格や動き方、声なんかはどうするんだろう。顔が同じだと、ほかは案外、気付かれない、ということか。弟に爆弾のありかを聞き出す方法が、なんで、その方法か、あんまり必然性を感じない。
で、次である。気絶していたキャスターが、正気に戻ってしまうのだ。さらに、キャスターは、ショーンの顔を自分の顔に移植させ、逃げてしまうのだ。これで、入れ替えが成立してしまうわけだ。
ただ、いままで意識がなかったキャスターが、意識を回復するや、瞬時に、事態を理解してしまうというのは、考えられない。

ということで、キャスター(ショーンの顔)は、ショーンの家へ。ぐれていた娘もびっくり。
ショーン(キャスターの顔)は、刑務所送り。途中、暴動を起こして脱獄。

ショーン(キャスターの顔)は、キャスターのアジトへ。一方、キャスター(ショーンの顔)は、それを知って、キャスターのアジトを急襲する。

ショーン(キャスターの顔)は、キャスターの息子を連れて脱出。

キャスター(ショーンの顔)は、FBI上司の葬式に出席。そこへ、ショーン(キャスターの顔)が、現れる。

キャスター(ショーンの顔)、ショーン(キャスターの顔)の死闘。ショーン(キャスターの顔)はキャスター(ショーンの顔)を倒す。

ショーン(キャスターの顔)は、ようやく、もとのショーンに戻る。

ショーンが自宅に帰るとき、キャスターの子どもを連れて帰る。イヌやネコの子どもじゃあるまいし、なんで、そうなるのかな。

ショーンは、真面目な感じ。キャスターは、悪ガキな感じで、ギャハハハハ、とか笑う感じ。そういう役の使い分けなんだけど、なんか、ジャッキー・チェンがやりそうな役だな。
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