Jun

ロボコップ2のJunのレビュー・感想・評価

ロボコップ2(1990年製作の映画)
3.3
傑作と呼んで差し支えない前作から世界観と設定を踏襲しているものの、警察、オムニ社、市長、ヌーク教団に至るまで雑多に悪党が配された物語はまとまりに欠け、どう楽しめばいいのか観る者を困惑させる。軸の定まらなさは致命的と言えよう。脚本を担当したフランク・ミラー自身、後から手を加えられた内容に戸惑いの声を上げたといった話も聞くが、それもやむなし。

クライマックスの宿敵ケインことロボコップ2が暴れ回るシークエンスに迫力が感じられることが、唯一の救いだ。
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