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ボーイ・ミーツ・ガールのgeminidoorsのレビュー・感想・評価

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)
4.0
過去一回鑑賞。故意に観返さない作品の一つ。連日雨中の作業で風邪気味だから本日は現場はアケ。少し目を瞑って思い出してみよう…

東京在住時に劇場で観たにも関わらず、それが新宿だったのか池袋だったのか渋谷だったのか場所さえ忘れてしまった。
それだけあの頃から幾つもの映画館に足を運び、引越しも数えて5回しかも他県プラス放浪1.5年間…いずれにせよ膨大な時が流れたということか。早いもんだ。
若い時分は持て余したかも知れない一年一年が、どんどん、どんどん光の速さで過ぎてゆくよ。
あの頃付き合っていた彼女と自分達に重ねて観た甘い記憶すら、まるで可愛い絵空事みたいだ。

当時の仲間たち特に男同士の会話の殆どは、音楽と、映画と、女の子の話で充満していたな。
体中がホルモンで充血したがっていたけれど、いつも金欠で腹は減ってばかり。今は73kの体重も当時は60k前後の痩せたワタシ。本気で"魔の27歳"迄頑張ってダメだったら死ねばいいなんて思っていたんだから(苦笑)若さって、若さって…怖く凄い。
凄く青くて、凄く尖った馬鹿で、でも凄く可愛かったんだな…

その時に彼女(彼氏)が居た者は、相手とどうなっただろう…
その時に相手が居なかった者は、あれから素敵な相手に逢えただろうか…

長い長い時間が流れ、幾多の出来事が一人ひとりの周りに起こったことだろうね。
流れ星の様にさ。

ずっと仲良く、ずっと一緒に肩を寄せ合って、この長い時間の旅を過ごせた二人は居るんだろうか…

恋と愛の違いを想って、三度の飯より想い煩う心と火照り止まぬ身体も、現在となっては遠い昔の話であろうワタシや古い知人たちに、今は今なりの幸あれ!
本気で祈るよ。たまにはサ!



私達一人ひとりの内側の青年よ
目の前の相手を大切にしようじゃないかいな⁈
え?それがいいだろう?


それが、残された時間を熱く生きる有効な道で、それが傲慢な露や北を非難したりネットの中で匿名で他人を吊し上げて中傷するよりか、ずっとずっと
遥かに有効な…所謂…LOVE&PEACEな策だって
ROCKやJAZZや本作みたいな映画が教えてくれたじゃないか…‼︎

ね?そうだろ?

そうだよね?
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