映画族やま

スクラップ・ヘブンの映画族やまのレビュー・感想・評価

スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)
5.0
(7/14)
傑作。
良い方向なのか悪い方向なのかわからない何処かへ、精神的に苦しくなる。けど、救われたような気にもなる。なにか、アクションを起こしたくなる。確固たる理由もなく、大学受験にむけて勉強する自分があほらしくなる。
想像力、想像力、想像力。
みんな異常にみえて、正常。
昔から私がこんなことを日常的に考えてるから共感して大傑作って言えるのかもしれないけど、そうでなくとも加瀬亮とオダギリジョーは素晴しい。
醸し出す雰囲気そのもの、喋り方、すべてが。
エンドロールで流れるフジファブの蜃気楼が合いすぎている。
どこか危なげで、ゆらめいて、どこかを彷徨いつづける。それでいてなにか、強い意志を感じる。
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