このレビューはネタバレを含みます
自分にも相手の問いにも「NO」と答えては事態は何も変わらない、場合によっては悪化することさえある。
そんな中で、序盤はひたすら相手の言葉に対して「YES」と答えて物語が動くところが、次第に主人公自身が考えて自発的に動くようになっていったのが今作で描きたいところなんだろうなと。
また、今作では様々な国籍や価値観を持つ人物達が登場し関係を築いていくので、多様性を受け入れるというテーマもありそうです。
正直ご都合主義な展開はありますが、コメディ色が強いのでそこまで気にならないのと、「YES」と答えることで酷い目に遭う展開も少なからずあったのはリアリティがあると思いました。
個人的に冒頭のレンタルビデオ店での電話のやり取りと自殺志願者の説得のときにアコギをチューニングしてる場面が笑えました。
最後にこの作品が面白かったか？と聞かれたら、答えは本心から「YES」
