MiYA

セントラル・ステーションのMiYAのレビュー・感想・評価

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)
3.8
少年が父親を探すロードムービー。平凡でなんてことないのですが、とても味わいのある映画でした。

ひょんなことから少年の旅に同行することになった老年の女性。この2人に絆が生まれるのは予想通りなのです。

でもそれだけではない。代書屋に依頼に来る人たちが語る話、探し当てた家にいた異父兄の優しさ、そして2人の別れ。どれもが印象に残ります。何より「感動押し売り」のあざとさが全くなく、さらりと描いているところが上手いです。良い映画でした。

BSプレミアム「プレミアム・シネマ」にて。
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