イエジー・スコリモフスキの長編3作目。
共産主義ポーランドの停滞を描いているということだけど。
よくわからない。パッと見は主人公のグータラ医学生がゲームで皆が貯めたお金を獲得し、街へ出て良い人生味わおう、女の子と結婚しよう…などとする話。
他の監督作をいくつか観たあとにこの映画を見るとこれは後の作品を想像させるショットあり。
陰惨で退屈で停滞した社会の中で衝動的で刹那的なロマンスに走る男をシニカルに描いたのかな。
シュールレアリズム映画と言われればそうかもしれないけど、やっぱりよくわからん。
わけのわからないショットに釘付けになり不思議と引き付けられる映画。
たぶん見れば見るほどジワジワくるやつだ。