しょん

バイオハザード ディジェネレーションのしょんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

CAPCOMの有名サバイバルホラーゲーム『バイオハザード』のオリジナルCGアニメーション第1弾。
各作品は1作品完結の為、ゲーム未プレイでも、ある程度は楽しめます。
CGアニメーションもとても美麗で今観ても十分綺麗です。

ざっくばらんに世界観を説明しますと…
大手製薬会社のアンブレラ社で秘密裏に細菌兵器(t-ウイルス)の開発が行われていた。
ある日、t-ウイルスが街に漏洩してしまい街がパンデミックとなり、ゾンビ(感染者)が蔓延してしまう。
…と言う感じです。
ゲーム主人公は毎回違うキャラクターが出ており、シリーズに関連性が無いようで少しずつ繋がってます。

今回の話では、クレア(赤髪女性)とレオン(男性)が主人公。
空港でバイオテロが発生、クレアは巻き込まれてしまい、レオンが救出へ向かうストーリー。
しかし、空港でのバイオテロは解決したかに見えたが、再びバイオテロが起きてしまう…。
※用語補足(間違ってるかも…)
▪ラクーンシティ
ゲーム版バイオハザード2の主人公(レオンとクレア)が訪れた街。
※ラクーンシティの悲劇とは、主人公の2人が脱出した後、アンブレラ社の陰謀を揉み消す為、街は消滅してしまう。
▪G-ウイルス
t-ウイルス開発の過程で遺伝子変化により産み出された、t-ウイルスより強力な細菌兵器
▪トライセル社
アンブレラ社の子会社?とかだったはず。

CGアニメーション初作品として、クレアとレオンを出すのは、ファンとしては熱い物語ですね。ジルとクリスでも良かった。笑
終盤での展開やラストの後味もそんなに悪くないです。
悪い奴はちゃんと成敗されます。

ですが、CGアニメーションオリジナルキャラクターの掘り下げが無い。感動できるシーンでそこまで胸が熱くならなかった。
それとラスボスの形態変化が少なく、すごいあっさり。
ゲームプレイでの『やっと倒した!』って興奮と感動をもっと映像で表現してほしかった。
ゲーム作品と比べると変にスケールダウンしてる感じ。

作品としては楽しく観れたが、人によってはゲーム中に流れるストーリー映像の繋ぎ合わせ作品にしか見えないかもしれない。
気になる人は是非とも視聴してみてください。
しょん

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