じゅん16g

ゲド戦記のじゅん16gのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
3.0
評価低くてなかなか観れないでいたけど、思ってた以上に良かった。映像、音楽ともに美しく、まさにジブリ映画と言ったところ。岡田准一と手嶌葵の声もまたバッチリ。手嶌葵の歌が特にいいね。

ただ難点と言えば、アレンがなぜ父親を殺して剣を奪い城を出たのかがわからない。自分の中に潜む暴力性がそうさせた的な説明はあったけど、それだけであれだけのことを起こしたのかと思うとかなり疑問が残る。
それと魔女のクモ、あの人の動機も曖昧。

全体的な雰囲気はいい。ただ、ところどころ不明確な所が多くて、『で、結局なんの話だったの?』と言われてもしょうがないのかなとは思った。
きっと『生命の大切さ』がテーマなのかと思って観てたけど。