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ゲド戦記のliamのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
2.6

監督は「コクリコ坂から」の宮崎吾郎。声の出演は「花よりもなほ」の岡田准一、「妖怪大戦争」の菅原文太、「コクリコ坂から」の手嶌葵、「ベロニカは死ぬことにした」の風吹ジュンなど。

多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。

10年振りくらいの鑑賞。当時観た時はつまらなすぎて驚いた記憶がある。

久々に観たけどやはり全体的に一言で言うとつまらない。

最初からずっと暗い雰囲気が続き、かなり気が滅入る展開となっている。
主人公のアレンが苦悩しているのは分かるんだけど、ずっとうぅとかあぁと唸ったり、沈んでばかりいて辛い。

ストーリー上関係ないような展開やシーンがでてきたりするし、これは結局なんなんだってところが多い。

ただ子供の頃観た時よりは多少楽しめた気がするので、感性が少し変わってくると楽しめる幅が増えるなとこの作品を鑑賞して思った。

気が滅入るジブリ映画。
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