このレビューはネタバレを含みます
ブロンド美女や気に入らない人物への殺人衝動に駆られるエリート金融マンの主人公を描くサイコスリラー。
名刺シーンを始め笑える場面が多くて自分にとってはコメディスリラーという感じ。癖の強い主人公の独白が多いですが、それが味となり面白さも感じつつも字幕でカバーし切れないもどかしさが少しありました。
ラストに関していろいろ考察があるようですが、自分は警察との銃撃シーンを見た時に、現実と空想の区別がついていないような表現なのかな?と思いました。
※主人公が人種差別者なだけあって、アジア人が数人出るだけでアフリカ系は全然出てこなかったのが、2000年の映画としては珍しい気がする。実際のウォール街が白人社会なだけかもしれないけど。