『キル・ビル』二部作の後編にあたります。
クエンティン・タランティーノ監督、ユマ・サーマン主演。
東京でのgo!go!夕張やオーレン石井との死闘を終えた、ブライドの復讐の最終章を描いた作品です。
前回はバイオレンス・アクション全開！と言った内容でしたが、今作はタランティーノ曰くラブストーリーになっています。
ユマ・サーマンの、カンフー修行シーンが見もので、リュウ・チャーフィー扮する白眉道人がとにかく面白い！口も性格も悪いクソジジイで、徹底的にユマ・サーマンを鍛え上げます！
なんとビックリ、ジャッキーの『蛇拳』オマージュがあり、当時劇場でかなりビックリした記憶があります！笑 カンフーパートは、ショーブラザーズのカンフー映画へのオマージュになっていました。
他にも『サイレント・フルート』や『ジャッカス』のオマージュなどもあり、1作目と大分違った作品になっています。
ブライドに娘がいる事が発覚したり、五点掌爆心拳なる謎の功夫の型などが、重要なファクターになります。エンディングテーマは、梶芽衣子の「恨み節」になっており、タランティーノがどれだけ梶芽衣子が好きなのかよく伝わります。笑
前作と比較すると、割と地味な印象になりましたが、これはこれで楽しめた作品でした！パート3は果たして製作されるのでしょうか...。
