Tetsu001

ウォーターワールドのTetsu001のネタバレレビュー・内容・結末

ウォーターワールド(1995年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ケビンコスナーは1990年代、大好きな俳優だった。その後メジャーなところからは消えてしまったのが悲しいが、その原因はこの映画で大コケしたからだと。

ユニバーサルスタジオのアトラクションはとても好きで、日米通算3回も観た。

さて、これは野心的だけど、とても惜しいSFアクション映画と思った。

海底に眠る都市の姿とか、大型船の上での戦闘シーンとか、昔の人が残した地図とか、面白い要素がふんだんにあるのに、いろいろチグハグで心に刺さらない。

細かい設定を無視して楽しむ映画なのか、設定を気にするべきか、どっちなの?

設定が細かいところもあるから雑なところが気になってしまう。

トマトの苗一つが貴重というけど、何を食べて暮らしてるか?
特に大型船の多数の乗組員たちの食料はどうやって調達してるの?
真水一杯が貴重だけど、もっと水は必要よね?
小便を濾過できるなら海水濾過できない?
ミュータントが数世紀くらいの時間で生まれるの?
気球はずっと浮かんでいられるの? 何人も乗れるの?

最後、ドライランドが見つかるまであっさりしすぎよね。

あと、映画には関係ないけど、地球全部が水面になったら気象はどういうふうになるんだろう? なんてことを思いました。

ケビンコスナーは、落ち着いて喋る声が好きなんだけど、前半はそういうシーンがなくて残念だった。というか、アクション俳優向きじゃないんじゃない? アクション俳優をやってみたかったのかな。
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