猫山

ウォーターワールドの猫山のネタバレレビュー・内容・結末

ウォーターワールド(1995年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

多くを語らず察させる映画だった。
台詞を入れずに次のカットに行くことでその余白を想像させたり、
戦闘中の動きを口で説明せずに結果を見せて「そうやって倒すためにやってたのか」と理解させたり、
あえて世界のバックボーンを語り切らなかったりと、想像力を掻き立てる映画だった。

ミュータントについての説明など背景を語れば3時間くらい作れそうだったがあえて語らないのは夢があって個人的に好きだった。
しかし最後の敵の倒し方のギャグ感や地図を理解するテンポの良さなど、所々拍子抜けする部分もあった。ワクワク感はとても良かっただけに、その辺りの流れやストーリーを詰めれば、より良くなる余地がある映画だったと感じた。
猫山

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