がんばれ集中力

街のあかりのがんばれ集中力のレビュー・感想・評価

街のあかり(2006年製作の映画)
3.7
3/敗者三部作
いきなり失礼しますですが、アキ・カウリスマキの映画には所謂美女や美男子な俳優さんは出ないかと思っていた。ほぼ無表情なのに味があって知らぬ間に愛着が湧いているそんな感じ。ほぼ無表情なのに。

でも、今回の主人公は(私がタイプとする顔の作りという点を差し引いても)見た目かっこいい!え?ええっ?ほぼ無表情なのに。(たまに子犬みたいな目をするのがまた堪らぬ)

内容的にはハニトラで酷い目に遭い、それでも相手を庇い、衝動的復讐は失敗に終わり、気付けばなにもかも失って…みたいな。三部作で一番残酷に思えた。でも優しい手の温もりは近くにあった。


コイスティネン、一緒に厄祓いに行こう。ほぼ無表情で。
がんばれ集中力

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