世界の同じ瞬間のバラバラの土地で起きたタクシードライバーと客の
5つのお話のオムニバス映画
何かが始まりそうで始まらないジャームッシュらしいオフビート感とユーモアが小気味いい
何か教訓めいた事を描きたくなりそうなものだけどそこに行かないのが彼らしい
絶妙に噛み合わなくシーンや間に挟まるドライブの映像が妙にリアルに感じる
ウィノナライダーや盟友ロベルトベニーニ等、後のムービースターをキャスティングしているのも見所
個人的には最後のマッティペロンパーが渋くて良い
ペロンパーと言えばカウリスマキ映画の顔だが今回はカウリスマキから推薦した経緯があり内容もそっちに寄せてる感じもあって面白い