ライ・クーダーのまったりした音楽とナスターシャ・キンスキーの美しさが印象に残るロードムービー。
4年間消息不明だったトラビスが砂漠で見つかり、弟のウォルトが迎えに行くが記憶を無くしており、ひたすらテキサスのパリに行きたいと言うばかり。
手を焼きながら家に連れ帰られたトラビスは息子のハンターに会い少しずつ明るくなって行く。
トラビスは4年間どうしていたのか、そしてテキサスのパリとは…
アメリカのロードムービーは広い道をひたすら行くイメージだが、この作品は特にそう。砂漠からLAへ。飛行機ではなくドライブで。そしてヒューストンへ。
乾いた荒野から始まり、雨のヒューストンまでトラビスの心情のような光景が広がり絵画のようでした。
ナスターシャ・キンスキーの赤いセーターは有名ですね💕
後半、2人が背を向けあって話すシーンがちょっと長すぎた感と、嫁若すぎじゃね?疑惑がありました。
トラビスはLuckyの爺様。35年前の映画ですが、10代の嫁には縁がなさそうな…
あと、弟の嫁の訛りがすごくて笑えました。
トラビスおじさんの振り幅が広くて周りが迷惑するから、ラストはあれで良かったのか…
訛りの強い弟の嫁的にはどうなのか…いろいろと余韻が残る不思議な作品でした。