山Q

パリ、テキサスの山Qのネタバレレビュー・内容・結末

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公夫婦が身勝手すぎて全く感情移入できない。
親代わりで接してくれた弟夫婦から突然ハンターを引き離し、挙句の果てに自分に酔っているかの如く立ち去るラストにも全く共感できず。
元嫁にもそこまで嫌われている様子はないのだからやり直す努力もせず、風俗嬢に子どもを背負わせるのは母娘の幸せを願っているとはとても思えなかった。
それなら弟夫婦に育ててもらってたほうがハンターにとってはよかったのでは。
映画としては序盤退屈だったものの、男が喋り出したあとはそこそこ面白かった。
ピンクのニットで登場するジェーンは最強でこの映画1番のシーンと、いっても過言ではない。
ナスターシャキンスキーの他作品も観たくなった。
山Q

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