マーシー

パリ、テキサスのマーシーのレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
-
存在についての映画だと感じた。
ここにいないこと、どこかにいると感じられること。会話して実際に感じること、触れること。


観るまでに抱いていた映画のイメージと全然違っていて、とっつきやすく、こんなにも軽やかだったなんて。
ライ・クーダーの音楽がめちゃくちゃいい。

これが40年前の映画だなんて信じられないくらいに1ミリも色褪せてないことに驚く。普遍的で、なんなら今のモードにぴったりだった。


そして、タイトル。
映画を思い出すだけでしんみりする。
マーシー

マーシー