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パリ、テキサスのmthkのレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.0
午前十時の映画祭14上映作品のため鑑賞。

ヴィムヴェンダース監督作品。

一見意味があるようなシーンも特に伏線ではなく、理詰めではない作りがいい。無駄かも?と思う主人公の靴磨きのやりとりにも多分意味はないだろうし、皿洗いを楽しそうにやる動作にもきっと意味はないと思う。ただそれがこの映画の世界観を作っていて、映像も美しく、自分が好きなタイプの映画でした。ラストにあった、彼と彼女の長芝居には圧倒されてのめり込むように観ました。

自宅のリビングでゆったりしながら観たくなるような、ゆるい雰囲気が好きでした。

自分は前回観たベルリン天使の詩よりもこっちの方がいいな。
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