午前十時の映画祭14上映作品のため鑑賞。
ヴィムヴェンダース監督作品。
一見意味があるようなシーンも特に伏線ではなく、理詰めではない作りがいい。無駄かも?と思う主人公の靴磨きのやりとりにも多分意味はないだろうし、皿洗いを楽しそうにやる動作にもきっと意味はないと思う。ただそれがこの映画の世界観を作っていて、映像も美しく、自分が好きなタイプの映画でした。ラストにあった、彼と彼女の長芝居には圧倒されてのめり込むように観ました。
自宅のリビングでゆったりしながら観たくなるような、ゆるい雰囲気が好きでした。
自分は前回観たベルリン天使の詩よりもこっちの方がいいな。