Ash

パリ、テキサスのAshのレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
3.8
楽しみにしていた午前十時の映画祭での上映。

哀愁あるくすんだ空気感に、原色でコントラストを持ってきて絵が締まる感じ…オシャレ〜

内容自体はそれほど共感できず、やや退屈にも思えたけど、マジックミラー部屋のシーンはその構造を上手く使って、心情表現がされていて良かった。

愛は歪むし、自己中心性を招くし、厄介だけど、相手がそこに居なくとも成立する愛が本当の愛なのかな。とか色々考えさせられた。

トラビスの最後に下した決断は納得できて、個人的には良いラストでした。
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