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パリ、テキサスのmugcupのネタバレレビュー・内容・結末

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます


ハンターーー!
ギザカワユス!ギガントカワユス!(死語)
可愛すぎて悶えちゃう。

私の好きな作家の一人、藤原伊織氏の未完の遺作「遊戯」に(これがまた面白いのに未完で泣けちゃう)
この映画の話が載っていて、ずっと観たかった作品。

切ない。
どうして、人は人を愛しすぎてしまうのだろう。
破滅しかないのに、自分を抑えられない。
試す愛は、自分が満足するための愛でしかないんだよね。
私は、トラヴィスの気持ちがよく分かる。

でも私、本当は知ってるんだ。

会えなくても
一緒にいられなくても
たとえ、この世からいなくなっても
その人を想うだけで
心が温かくなり幸せな気持ちになる。

その幸せな気持ちを「愛」と呼ぶんだって。

この映画は、一人の夜にウィスキーを飲みながら(飲めないけど)観たい作品ナンバーワン。
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