優しい逃走犯と無垢な少年の友情物語。
とも言いきれない。
主人公があくまでも善人ってわけじゃないのが良かった。
少年への奇妙なまでの優しさの理由。
主人公の悲しい生立ちがそうさせるのか、少年に対して愛情ともいえるような行動をしたりしなかったり。
それでも決して善良なわけではないから、黒人の父親へ向けられたあの狂気的な怒り。
『子ども』を異常なほど大切に思ってしまうことで、『子ども』を傷つけてしまう矛盾した言動。
何だかやるせなくなってしまう。
ラストはもう映画としては予想通り。
驚きはないけど、しかし衝撃はある。
許すまじFBI、ナイスパンチ・ナイスキック👍️
歪な二人の絆の話。
(素敵なジャケ写なんだけど、右上はちょっと邪魔…)