しがい

北斗の拳のしがいのレビュー・感想・評価

北斗の拳(1995年製作の映画)
1.0
『ヘルレイザー』のトニー・ランデル&ピーター・アトキンスが実写化!内容は原作のサザンクロス編までを大幅に縮小してる。
どーせクソであることは分かってたけど、原作クラッシュってほどぶっ飛んでいる訳でもないし、笑い飛ばすにも生温かった。せめて“ズル剥け芸”を挟んでくれたらな…。
まず、ファンタジーっぽい音楽が殺伐としてるはずの世界観には合わない。ハリウッドと謳うクセにスケール感が皆無。ケンシロウもシンも美男子感が無くてカッコよくない。リンを盲目にしたりどーでもいいアレンジはするクセに原作で重要な人間ドラマは描かない。シンの最愛の女性に愛されなかった男の悲しみは何処へ…。顎曲がったり頭破裂したりちょっとは漫画っぽさがあるけど秘孔を突くシーンの迫力の無さったら…。実写化するには技術が追っ付いてなかったのかもしれないけど、誰も得しない作品だな〜。マルコム・マクダウェルの無駄遣いだし。
とにかくめっちゃダメ映画です。
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