ショウジ

第三の男のショウジのレビュー・感想・評価

第三の男(1949年製作の映画)
3.5
わざと斜めに撮ってたり、影が効果的に使われてたりして映像が面白かった。第三の男が誰なのかは今でこそよく使われる手法だけど、この時代では目新しかったんだろうか?

ハリーのやっていることには全く同情の余地がなかったし無様極まりなかった。ああいうキャラクターに対してはいつも「人道的に間違ってることをしてまで生きたいか?」と思う。アンナのキャラ設定は「出た!男の幻想!!」といった感じ。ピンチの時に助けてくれる情の深い女なんてこの世にはいないと思った方が良い…人間はもっと打算的よ。ハリーが自分のことしか考えていなかったようにね…

優しさがまったく報われないホリーはとことん可哀想だった。
最初はムカつきながら見てたキャロウェイ少佐が意外にも一番魅力的な人物だった。
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