大学のテスト関連で鑑賞。グレアムグリーン原作の名作です。
ストーリーは、序盤の軽やかな空気からは想像もつかないサスペンス。展開も古臭くなく、現代的にみても普通に楽しめる内容でした。リメイクなどがあっても良いのにな、とふと思ったり。それはやっぱり違うのかな？笑
ただ唯一、首をかしげるところがあるなら、bgmや挿入歌があまりにも緊張感に欠けていること。ある意味では味があって現代映画にない独特の雰囲気が出ているのですが、この映画・ストーリーよりbgmが格段に有名で、しかもそれがCMソングなので、せっかくの良質なサスペンスをかき乱しているとも言えるのではないでしょうか…。
印象深かったのはラストシーン。アンナがマーティンスを……。なシーンですが、原作とは違うみたいですね。詳しいことや、どう感じるかなどは観てからのお楽しみ。名作なので既に鑑賞済みの方が多いかとは思いますが、個人的にはおすすめできる作品です。
