SNOW

ヨーロッパ一九五一年のSNOWのレビュー・感想・評価

ヨーロッパ一九五一年(1952年製作の映画)
3.0
息子が自死したショックで自らを省みて貧しい人々への施しを始めるイングリッド・バーグマンの話で、最終的にはフーコーの「狂気の歴史」的論旨に収斂していく。政治的・宗教的な見方はいくらでもできるのだろうけど、バーグマンとロッセリーニの作品なのでただ単純にそういう映画に見えなくもない。ジュリエッタ・マシーナがいかにもジュリエッタ・マシーナ的な役で登場するのが面白い。
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