このレビューはネタバレを含みます
【一作目で感じた嫌な部分をより一層強く感じました。】
MCU全作品を『アイアンマン(1作目)』から徐々に観直しています。
以前に一度観たのは間違いないんですけど、完全に記憶から抜けていました。
そして結論から言いますが、この『アイアンマン2』は『アイアンマン(1作目)』で薄々感じていた嫌な部分をより一層強く感じました。⤵️😩
やっぱりアイアンマンよりキャプテン・アメリカの方が自分は絶対好きですね。🇺🇸
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【トニー・スタークに腹が立ったポイント】
❶トニー・スタークだろうと、他の兵器会社であろうと、革新的な兵器を作ったり所持することにはアメリカ国民は肯定的なんです。
それにあの(スターク・エクスポ)も「富裕層の主催するバカ騒ぎなイベント」って感じで自分は好きになれません。
トニー・スタークみたいな人物に『ジョーカー』を観せてやりたいですね。🃏
特に自分が強く感じたのは、前作で軍需産業から撤退したんだったら、彼の技術があれば医療分野で絶対に今作のあの技術は役に立つと思います。🏥
❷トニー・スタークは敵を作りやすい性格だと思います。😤
トニー・スタークが人の話を全く聞かないで自分の話ばかりベラベラしゃべったり、
勝手に自分でレースに参加しときながら、「社長の警備をちゃんとしろ」って文句を言うので、
とにかく彼の傍若無人な振る舞いにイライラしました。💢
ペッパーやローズ中佐が怒るのも当然です。😤
❸そしてペッパーとトニー・スタークは、芸術品のセンスは全く違うのによくあんなに長くつきあえていますね。😓
特にあの動くオブジェ、あれは何なんでしょうか❓
基本的にはペッパーの方が正しい美的センスだとは思うんですけど、あのオブジェに関してはスタークがすごく気になるという意見に一票です。
❹今作に限らず、マーベル・シネマティック・ユニバースを観ていて薄々感じていたことなんですが、
「結局、彼らのマッチポンプじゃないの❓」疑惑
というか、
「自分達のまいた種を自分たちで回収している」疑惑
ような気がしました。
今作の終盤の混乱もトニー・スタークがあの会場に来なかったら、平穏無事に何も起きなかったと思いますよ。😥
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【MCU作品は点ではなく線として観るべき。だけど…、】
だからこの作品においては、
・スカーレット・ヨハンソン演じるブラックウィドウが参入してきた
・ローズ中佐はテレンス・ハワードさんからドン・チードルさんに変わっちゃったけど、ウォーマシンが参入してきた
この2点だけ分かったらいいです。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』を観たうえで今作を観直すと、いろいろ腹が立ちます。💢
「MCU作品のなかの1つでなければ、別に必要なかったかなぁ」⤵️とも思います。
ジョン・ファブロー監督作品としては、今作では「自由なモノ作り」が出来なかった気がします。
彼の『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』は凄く面白かったです。世界を救うような話じゃなくてあれぐらいの規模の話の方が実人生に投影しやすくて好きです。🍽
それにしても、『シェフ』では旨そうなキューバサンド🥪を作って食べていた人が、今作『アイアンマン2』では戦闘シーンで敵の雑魚キャラの耳👂を食ってました。なんか嫌ですね。😅
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【ミッキー・ロークについて】
彼がパソコンのセキュリティーをあっさり突破する件は、風貌とは似合わなさすぎて笑ってしまうんですけど、やっぱりカレーのキャラクター像はもっと掘り下げて欲しかったですね。💻😥
「親の復讐や、ある意味、両親の負の遺産を引き継いでしまった」という意味では『クリード 炎の宿敵』のあの人とも少し被りますが、彼にも彼の人生があるわけですからね。😢
そして他の作品を連想するという意味では、やっぱり『レスラー』ですね。
ミッキー・ロークがヴィランの役で出ているんですが、レース場に登場するところから彼が悪役プロレスラーに見えていました。🏎
ジョン・ファブロー演じるハッピーが何度も何度も車で彼を圧死させるくだりもプロレスみたいですし、そこでアイアンマンに倒されてから、留置所と言うか「控え室」で、上半身を裸でぐったりと椅子に座っている姿は本当に試合後のレスラーみたいです。