おにおに

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇のおにおにのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

TOHOシネマズ西新井で鑑賞

15周年リバイバル上映!の初日のレイトショーにいってきました!
来場者特典の「劇場版天元突破グレンラガン・紅蓮編15周年大読本」もばっちりゲット。
そしてヨーコさんの「いい女に秘密はつきものでしょ?」フェイスタオルも買ってしまったよ!

15周年リバイバル上映とのことですが、テレビシリーズ全27話をdアニメストアで観たのがこの夏なので、自分にとってはぜんぜん15周年ではありません!普通にテレビシリーズのあとの劇場版という感じで、このリバイバル上映が初見!

ということで、劇場版、すごく楽しみにしてました!


そうですね。よくもわるくも「劇場版ぽかった!」という感想です。
やっぱり劇場版は劇場でみなきゃねぇ、って感じを味わいました。配信でも課金すれば観れたけど今日まで温存しといてよかった。
テレビアニメの劇場版っていうのはいわば「祭り」なんですよね。
前売り券を買って、席を確保して、劇場にいって、グッズ買って。巨大スクリーンと爆音で集中してみる!勢いでみる!「浴びる」!という体験だ。

そしてこれは「グレンラガン」なので激アツだ!

そういう意味で、よい意味で「劇場版」でした。


いっぽうで、やっぱりテレビシリーズで味わったあの激アツ感、激しいエキサイティング感!疾風怒濤のストーリー展開!絵!!バトル!巨大な感動!っていうもの以上のものを、この劇場版で味わうことはできなかったなぁという、ちょっぴり残念感も残りました。

まぁ、前半がテレビの総集編、終盤は劇場版オリジナル展開なのですが、終盤がやっぱり劇場版ならではの、「まとめに入ってる感」というか・・
シャンシャン大団円にもっていってます感を露骨に感じてしまってちょっと萎えたかも、っていうのがあり。

テレビシリーズは「ええええええそうなるのおおお!?」っていう展開の連続でそれはそれは盛り上がって観れたのですが、この劇場版は、要するに巨大なラスボスとドンパチして時間通りに劇的勝利!っていうだけといえばだけなんですよね。しかも先の展開はだいたいテレビシリーズで知ってるし。

・・・これに酔いしれて乗り切ってしまえば「うおおおおおおおおおおお」ってなって「よかったなぁ」で気持ちよく終われたとおもうんですけどそうはなりきれない自分がいて、そこが残念感・・まぁしょうがない。たぶんテレビシリーズがめちゃめちゃよかったので劇場版を楽しみにしすぎて、期待のハードルをあげすぎました。

っていう感じです。


映画の中身の話をかいつまんでやると。

・名作のオマージュ
たぶん気付くとおもうのですが、「あしたのジョー」とか「天空の城ラピュタ」とか「新世紀エヴァンゲリオン」とかを明らかにオマージュしているシーンありましたね。「おー」ってなった。

・ヨーコさんが最高
もう説明不要でヨーコさんが最高にかわいい!もうまじで最高。説明不要なので説明しない。

おっぱい!!!

シモンが惚れるのも無理はないというものです。
「15周年大読本」で、声優のかたがいってましたが、ヨーコは設定段階のイメージとしては「峰不二子」だといわれたそうで。
なるほど言い得て妙ではあるんですけど、不二子ちゃんとは違う、これはもう唯一無二の「ヨーコ」です!
ヨーコさんの「いい女に秘密はつきものでしょ?」フェイスタオルは、PCのキーボードのほこり防止カバーとして毎日つかおうとおもいます。

・中川翔子
「空色デイズ」が文句なしでダントツに好きですが、「happily ever after」もいいですね。
「紅蓮編」ではいちばんいいところの劇中歌できます!激アツだぞおおおお。
劇場版のED曲「続く世界」は初めて聴きましたがこれもけっこうよい。

けど「空色デイズ」のときに感じたあの「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」には到底及ばなかった・・やっぱりグレンラガンはテレビシリーズが神すぎるんですよ・・

そんなところか。

まぁほぼテレビシリーズ総集編なので感想も薄くならざるを得ない。
もし配信でみてたら「こんなものか」っていう感じの駄作に見えたかも。

なのですが!

リバイバル上映なので、1度みてる、とか、もう何度もみた、というひともいるとおもいますが。
来場者特典はとてもよいものだったので、これをもらうだけでもまずは価値はある!
そして!
劇場の大スクリーンで、あの激アツのグレンラガンを「浴びる」のもいいものだぞ!

グレンラガンがだいすきなひとは必須科目でみましょう!上映期間はたったの2週間だ!

★はそうですね。
「グレンラガン」の★は高い(テレビシリーズのFilmarks参照。★4.9)のですが、劇場版単体として映画としてみるとどうしても★を落とさざるを得ないんですが、そこはまぁ「グレンラガン」なので!
テレビシリーズのあの激アツ感をほぼそのままに映画化してもらえたのでそれだけでも!
という評価ということで、★4.0くらいにしておきます。

「螺巌編」に続く!ということなのでもちろんこれも見逃せない、秋にも「15周年大読本」をもらわないと気がすまない!
ということで!「螺巌編」も楽しみ!
おにおに

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