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フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白のgktのレビュー・感想・評価

4.0
マクナマラは戦争は複雑で全ての変数を予見することはできない、人間の理解力と判断力には限界がある、ケネディもフルシチョフもカストロも理性的な人間だがそれでも核戦争の本当に瀬戸際までいった、日本への空襲で戦争犯罪を犯したがそれが問われるかは負けた場合だという。
彼とて自分を守るのは忘れていない。
監督のスタイルは追い込むインタビューをしても新しいことは出てこない。話したい環境を作ることが大事だという。しかし戦争の責任については何度か質問していた。
話に勢いがある部分は食い気味にカットを重ねている。顔や体の角度がずれるのをむしろ利用している。
開戦の意思決定についてインタビューを受ける当事者は他にもいるだろうか。
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