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ガンファイターの最後のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ガンファイターの最後(1969年製作の映画)
3.0
リチャード・ウィドマーク 出演の西部劇。
監督:「アラン・スミシー」(主演のリチャード・ウィドマークと監督のロバート・トッテンの意見が対立し、途中から監督がドン・シーゲルに代わったが、二人とも名前がクレジットされることを拒否したため、トラブルの際使用されることになった偽名。2000年使用禁止)
原題:Death of a Gunfighter (1969)

アメリカ西部、テキサスにある小さな町コットンウッドスプリングス。
主人公は、20年に渡り保安官を務めるフランク・パッチ(リチャード・ウィドマーク)。
鉄道も通り時代が変わっていく中、容赦なく銃で相手を倒す彼のやり方は、町議会議員を初め、町の人々から疎ましく思われ始めている。
そんな中、フランクは、酔った勢いで馬小屋から彼を闇討ちしてきたルークを、正当防衛ではあるが撃ち殺してしまう。
町の議員たちが辞任を求めるが、短気なフランクは頑としてして拒否。20年前の約束と違うとして、ある秘密を抱える議員の一人アンドリュー・オクスリー(ケント・スミス)を、皆の面前で殴り倒す。
アンドリューは、ライフルを持ち出し保安官を狙撃しようとするが、追い詰められてある行動をとる。
町議たちは、ルーク殺人の告訴という形をとって郡保安官ルー・トリニダッド(フランクのかつての部下、ジョン・サクソン演)を呼び寄せる。
更に、保安官に不満を持っていた酒場の店主レスター(キャロル・オコナー)は、父の敵討ちをしようとするアンドリューの息子ウィル(マーサー・ハリス)を引き入れ、仲間2人と保安官を殺そうとする…。

~他の出演者~
・保安官の恋人クレア(ジャズ歌手のレナ・ホーン):主題歌を歌っています。
・ダン(マイケル・マグリーヴィー):保安官を慕う(青年に近い)少年。
・ルークの妻ローリー(ジャクリーン・スコット):保安官のかつての恋人。
・町議会議員アイヴァン・スタネック ( モーガン・ウッドワード)
・町議会議員チェスター・セイヤー( ラリー・ゲイツ)

「誰かが引き受けるしかない。間違っていようと、誰かが」

ラストは、町にとって邪魔になった男の"最期"…

初めて「アラン・スミシー」が使われた作品としてではなく、内容で記録されたかった。
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