ソニー・ピクチャーズのエグゼクティブも経験したサム・ライミと、仕事をしたいという俳優は多いけど、the giftとかでスワンク、ブランシェット、キアヌとかを配しても
そう簡単にオスカーには届かない。
って考えたら
トビー・フーパーは
スコアがオスカー候補に（poltergeist）なったりして凄いし、
ウェス・クレイヴンは
メリル・ストリープをオスカー主演候補に（music of the heartで。）
ジョージaロメロさんは、亡くなった後の2017年にwalk of fameに入りましたね。世界中にこれだけliving dead関連の映像コンテンツが溢れているけどその生みの親ですからね。功績は凄い。
オスカー作品を数多く輩出したスタジオの親分であるワインスタインの性加害スキャンダルは後にmetooムーヴメントとして世界を席巻しましたが、その中心に居たのがハリウッド女優として活躍もしていたのアーシア・アルジェントで、後から性加害疑惑が発覚してもダリオ・アルジェントさん曰く、ウチの子はそんな子じゃありません！つって溺愛っぷりを発揮。vortexではギャスパー・ノエの下での俳優業も高評価を得ました。そんな訳で84歳の今も話題に事欠きません。
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レジェンダリーなお化けの映画メイカーの中でもウェス・クレイブンさんは教師でしたからユニークな経歴。elm streetでフレディー・クルーガーをクリエイトしたり、スクリーム・シリーズはフランチャイズとして大成功を収め、7作目も製作が始まりましたが
その勢いは衰えなそうです。ストリープがオスカー候補になったから、じゃなくても
彼と仕事をしたい俳優さんは多かった筈です。そう言えばred eyeの2人（レイチェル・マクアダムス&キリアン・マーフィー）も、後にオスカー・ウィナー&ノミニーになってますから、スター・メイカーでもあります。
ってな訳で彼の作品はなるべく観たい。
けどこれ（shocker）みたくB級の臭いがすると腰は重く。
アマゾン・プライムとか結局金取りやがるから、ただのやつを観ようとするとこうゆう系に辿り着く訳です。
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クレイヴン歴で言うとelm streetがヒットして、割と作品を作り易くはなったものの、気を抜くと一発屋になっちゃいそうな段階。でも、デッドリー・フレンドはバスケットボールぶっけたらババアが破裂したりして楽しいし、ゾンビ伝説も中米なカリビアンな雰囲気が不気味でユニークで、どれも10位には入るヒット。これ（shocker）も3〜4週10位に入ってましたから、ヒットメイカーとして定着して来た感じでしょうか。
その後、the people under the staresも高評価でジョーダン・ピールがリブートさせますし、new nightmareでは大ヒット映画のお化けが俳優を襲うという彼のライフワークとなるメタ・フィクション を提案、vampire in brooklynではエディー・マーフィーとアンジェ・バセットと仕事を。そしてスクリームに辿り着きます。
この「ショッカー」も夢とかエレキとか死んだ彼女のユーレイが手助けしに出て来たりごちゃ混ぜですが、だから余計elm streetは一本背骨が有って優れた作品たらしめてる訳だなと痛感しました。
ブラウン管からお化けが出て来る描写は後に貞子がパクって世界中で知られますが、ここでもクレイブンさんは、TVと現実を行ったり来たりします。
スクリームでも、映画の中で映画の名前を出し、且つ、映画の中の事件が映画の中で映画化されたり
はっきりしたメタ・フィクション。
夢も1プラット・フォーム扱いなのでしょうか。
画面の向こうとこっち。
電話の向こうとこっち。
又、
◆二手に分かれるべからず。
◆二階に逃げるべからず。
って話してたのにそうしちゃう、とか。
shockerを経験した事で
ウェス・クレイヴンさんが生涯を通じて表現したかった事が
よりハッキリとした気がします。
特撮もショボいし
安い演者だからか芝居もダサいけど
サクサク進んで
苦ではありませんでした。
ヘザー・ランゲンカンプが
死体役で。
