しゅん

牢獄のしゅんのレビュー・感想・評価

牢獄(1949年製作の映画)
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疲労のため途中まで集中できなかったので確実なことは言えないのだけど、あからさまな象徴性とセリフのいいこと言おうとしてる感が荒削りに思えた。夢のシークエンスの現実的な強さはさすがベルイマンで、俳優たちを不動のまま立たせる演出が効いてる。赤ん坊の首をひねると魚に変わるのはキリスト教的テーマだろうか(魚はキリスト教の象徴)。

瓶でいきなり殴るシーンと死体を抱きかかえて階段の途中で止まるところを斜め上からのカメラで収めたところが好きです。あとやっぱりあのシネマトグラフは忘れがたい。
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