ねぎおSTOPWAR

ボーン・アルティメイタムのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)
3.7
これこそ「アイデンティティ」と「スプレマシー」観てからじゃないと、なんのこっちゃわからない作品。
3作目はついにボーンがいかに生まれたかが明かされる。

さてワンポイント。
モロッコの屋上と空室を使った逃亡&格闘。
撮影チームはすごくいい仕事をしたと思います。
なぜなら、建物も室内もみなさん見た通りあまり変わり映えしない構造、色。そこでのチェイスを撮影するにあたり、背景が似ていて登場人物の位置関係がちんぷんかんぷんになりがち。変に構図とか凝ってしまうと「今どこ撮ってるの?これ誰?」的なことになってしまう。さらに位置関係をしっかり見せるのに、広い絵は有効だけど、そればかりでは今度は緊迫感がなくなってしまうわけで。
いやあ監督なのか、カメラチーフなのか、お見事でございます。