いし

ファイト・クラブのいしのネタバレレビュー・内容・結末

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった。

ブラピが初めて出てきた機内の場面でまずテンションが上がった。やっぱりカッコいい。いろんな髪型が見れるのも良い。

最初は自分のためにあったファイトクラブがどんどん大きくなり、教祖のブラピと盲信するメンバーたちと取り残される主人公となっていく様がリアルで狂気を覚えるほどであった。

不眠症やそれにまつわる様々な伏線を張っておいて終盤に回収するところは非常に綺麗だった。
伏線回収だけでなく、その後にプラピを倒して、計画が完遂されるものの「良い方向に行く」という示唆を残しての終了ということで、シックスセンスやシャッターアイランドの一歩先まで見せてくれるラストだったように感じた。

しかしヒロイン?が個人的にあまり好きではなく、主人公が好きになる描写も薄かったのではないかと思うこともあり、、
個人的にラストの意味が分かりかねるところもあったかなと

とはいえ、最初から引き込まれ、予想しない方向に進んで、どんでん返しでラストで曖昧さを残して終わるというところで、とても良かった。
いし

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