おみ

ファイト・クラブのおみのネタバレレビュー・内容・結末

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞後、答え合わせしながらもう一回戦挑みたくなる映画。
暴力シーンは痛々しくてどうしても目を眇めながらじゃなきゃ見れないけど、ストーリーが面白かった。エドワードノートンの冴えない演技のリアルさも良かったし、鬱々としたきったねえ廃墟で作ってるのが石鹸なのも皮肉が効いてて楽しい。
二重人格と夢遊病のハッピーセットなんて日本の映画でやったら大ゴケしそうなのに、スーパーハイレベルな若かりしブラピ様が異次元の男前なので、共感性羞恥の付け入る隙もなく厨二な感性でかっ飛ばせました。爽快。

ラストシーンは刹那的で絶望的で、なんとも映画らしい。後味はちょっとの破壊衝動とセンチメンタルというか、エモいってこういうことかーと大の字に寝転びたい感じです。

あとヘレナ・ボナム=カーターは何故あんなに悪女な風体が似合うんだろうね、チャーミングでいけすかない。
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