サラミ山カルパス

悪人のサラミ山カルパスのレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
3.5
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。

どんな理由であれ、人を殺したらそれはもう「悪」であり、殺人犯は「悪人」である。それが被害者の落ち度やそのときの状況によって覆るようなことはあってはならない。社会的には。

もし自分がその人の優しい部分を知っていたら、弱い部分を知っていたら、その人を愛していたら、きっと「悪人だから」とは切り捨てられないだろう。遠くからだとくっきり見えるけど、近くで見るとぼやけてしまうもの、それが悪なのかもしれない。

深津絵里が女神。

あんた、大切な人はおるね?
サラミ山カルパス

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