Yuto

気狂いピエロのYutoのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
2.8
「われわれの別れをノスタルジーで否定する」「言い表せたものについては言葉は純粋性しか保てない」叙述的、且つ詩的に進む中で、本人たちによって荒く噛み砕かれた言葉がところどころ刺さった。
C’est la vieに大意はないのかもしれないけど、生の実感の違いが人を人と近づけ、離す。小さな喜びや満足感の積み重ねか、数値として見える論理か、言葉か、大きな安寧か。
船に乗っていたおばあちゃんがよく印象に残ってるなあ。

引きの画が常に美しかったなあ。

"感情"と"思想"

森の中で"ポール""ヴィルジニー"と呼び合っていたのがウケた
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