気狂いピエロの貞子vs伽倻子vsＳのネタバレレビュー・内容・結末

ゴダールの別の作品では、哲学的な台詞や奇抜な演出を上手く受け取ることができなかったのですが、本作は楽しむことができました。

キマっている場面だけでなく、草木や小花の間をかけていくような、優しくて朗らかなシーンがとても素敵で驚きました。（題名からサイコパスな映画だろうと思っていたので…。）

前半の自由でロマンチックな感じが好きです。
2人が1人になって鏡が必要なくなった、みたいな台詞のように、感性の違う2人の関係と変わりようを見ているのが楽しかったです。