気狂いピエロのネタバレレビュー・内容・結末

『気狂いピエロ』に投稿されたネタバレ・内容・結末

映画において鑑賞者の身体は殺される。

しかし、この映画においては
俳優が鑑賞者を見るシーンが散見される。
ピエロが「お気楽娘さ」と観客に振り向いて言う。
マリアンヌは「ああ」と納得する。
マリアン…

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パッション以来のゴダール

男と女の朗読劇と映像を一緒にやってるようなポエティック逃避行

フランスの海の陰影結構いい

全体的にATG作品みを感じるし(特にナレーションで入る詩的な会話劇)、車ぐる…

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無秩序なコラージュ、ビビッドな映像、俳優の脅威的演技。深い意味などない。これは20世紀最高のポップアートだ。子供が描いた絵のように、純粋無垢で狂気的。だから、どこからか人生の儚さや美しさすら感じる。…

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どの描写にも華があり、気のままに動く主人公達を目で追いかけたくなる。自由や安定が続かない彼らの姿は、波乱の多い人生そのものを説明しているように捉えられた。解釈しきれないディテールも含めて楽しめる。

とても絵画的で独特のリズムがある。どことないサイケな質感がツボ。当たり前のように第四の壁を破るしBGMが途切れたり急に歌い出したり、演出がアヴァンギャルドなんだけどポップな感覚もあり、そのバランスが…

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元恋人同士が再会し、殺人事件に巻き込まれて逃避行する物語。
主人公はフェルディナン=ピエロ
ヒロインはマリアンヌ。

2人は改めて愛を確認し合う。
そしてフェルディナンは詩を読む。
愛、芸術、文学、…

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先日観た『イッツ・ノット・ミー』を観た後だからこそ、ゴダールってこうゆうことか!と納得しながら鑑賞。ただ男女が逃走しているだけで、何も理解や共感もできるような作品ではないのだけれど、一言気持ちいい!…

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この映画を観た男の子、普通の女の子なんてつまんなくなる感じか。

2回目の鑑賞。
当たり前だが、1回目よりも話の内容を理解できた分楽しめたし、意外にも1回目よりも新鮮に感じた。

とにかくパキパキな色彩が綺麗。フランス国旗の色しか出てこないような服装、空の青、海の…

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19歳、当時住んでいた阿佐ヶ谷のアパートにて初めてのゴダール鑑賞。頭の中でなにかが弾けるような音がした。気のせい。ゴダールはじめ、フランス映画や詩情的な映画を沢山観るようになる転機が訪れた瞬間でした…

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