クリントイーストウッド監督兼主演の代表作でもある西部劇
かつて伝説の悪党だった主人公が若き男に誘われて昔の仲間と3人で賞金首を殺しに行く話
モーガンフリーマンとのタッグとアカデミー賞作品賞を含めた4部門受賞作品ということで楽しみに観たが、物語もずっと静かなテンションで進んでいくのでこれで終わり?という少し地味な作品に感じた
今作も渋さとカッコ良さは変わらずだが、今まで観たクリントイーストウッド監督兼主演作品に比べるとドラマも少なく、深みがなく感じてしまった
ただの最後に正義は勝つというストーリーではなくて、とんでもない悪党だったが妻と出会い改心した主人公ということを考えると
悪を上回る、かつての悪党の姿に戻った圧倒的な姿でタイトルにもなっている許されざる者とは誰なのかというのを考えさせられるラストだった
タイトルの付け方が良い作品が多い
ダンブルドア校長役のイメージが強いリチャードハリスは見せ場があるメイン級の役かと思いきやボコボコにされて見せしめにさせられる役回りで残念だった