DelayMan

リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシングのDelayManのレビュー・感想・評価

3.0
歌唱法からステージング 曲の在り方全ての面でそれまでの当たり前を塗り替え、人種差別の壁も破壊したロックンロールの創始者 リトルリチャードのドキュメンタリー

本人の映像と関係者の証言をもとに幼少期から晩年を振り返る内容
あまりにも偉大な功績を残しながら、評価されるのは自らの曲のカバーや影響を受けたアーティスト達
その苦悩が少しだけ報われるシーンが印象的だった

あまりにもエネルギッシュなステージングと人柄で、性に奔放でドラッグ問題もあって良いことばかり行なってきたわけではなさそうではあるけど自信に満ち溢れ自らをキングオブロックンロールと呼ぶ姿はあまりにもカッコいい
いきなり牧師になると引退したら何事もなかったかのように復活を遂げたり強烈なキャラクター

デビュー前に前座として出演していたBeatlesもStonesもステージ袖でパフォーマンスを目に焼き付けたという逸話が印象的だった
リトルリチャードがいなければビートルズもストーンズもエルビスもジミヘンもボウイもいなかった
R&Bをアンダーグラウンドから引き上げて、ロックンロールを進化させた超偉人

Tutti-Fruttiの歌詞がエグすぎた
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