BS放送にて初鑑賞。
当時まだ20代でギラギラしていたトム・クルーズ主演のレースアクションドラマ。
彼の絶対的な主役感は、当時の勢いをそのまま感じるほど。この作品の後にトムと結婚するニコール・キッドマンの美しさも素晴らしい。
ってかあんな綺麗な脳外科の女医なんていないだろと突っ込み入れようかと思いましたが、劇中で少しそんなくだりありましたね。笑
そしていぶし銀の存在感を見せてくれたロバート・デュヴァルは、この物語に絶対に欠かせません。
トム演じる主人公と初めは言い争いながらも、次第に信頼関係を築き、ラストでのあの爽快なシーンに繋がる流れはグッときます!
命懸けのカーレースに挑み続ける主人公。「何もない人生の方が嫌だ」という台詞がまさに彼の姿勢を表していて、途中で再起不能となったライバルの分まで走る姿はやはりカッコいい。
CGなどの特殊効果もほとんど無い90年当時だからこそ、レースシーンのガチのぶつかり合いは迫力満点。
高速で走る車を操りながらの敵との高度な駆け引きも大きな見所です。
そんなに名作とかベストムービーという作品ではないものの、無駄なことは考えず純粋に楽しむにはバッチリの作品でしょう。