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悪魔の街のyusukepacinoのレビュー・感想・評価

悪魔の街(1956年製作の映画)
3.3
鈴木清太郎名義の頃の鈴木清順監督の初期作品でゴリゴリのフィルム・ノワール。
後年の悪役イメージの強い河津清三郎が主演というのが時代を感じさせ、芦田伸介も全然下っ端で意外性があった。
大胆な脱走劇からラストの銃撃戦まで緊張感を持たせた巧みさは最初期から光るモノがある。
夜の警官を轢くシーンの挿し込みの白さがヘッドライト以上の眩しさで不可思議さを覚え印象的だった。
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