旅するヤクザのような男達の話
渡世人と呼ばれる男達がその日の下宿先で挨拶をする場面から始まる。しっかりと形式にあった挨拶。渡世人を説明するナレーション。
雰囲気がほんの少し、NHKにありそうな動物の生態を紹介する番組のよう。いい意味では渡世人のやること成すことを深く知れたが、悪い意味で渡世人たちに感情移入が出来なくなった。
渡世人同士の喧嘩、旅の障害など紆余曲折あって最後のセリフが、
「アイツ、クソでも垂れてっかな」
映画のラストのセリフにうんちを入れる事は大いなる責任が伴うのかもしれないと感じた。これは個人的な感想