ノットステア

アメイジング・スパイダーマンのノットステアのレビュー・感想・評価

4.2
○感想
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を映画館で観るために予習として観た。
実は観るのは初めて。
アベンジャーズの中でスパイダーマンが一番好きだなぁと思ってたし、スイングして移動するのもカッコいいなと思ってたけど、トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版は全く観てこなかった。いつか、、、は新作公開とともに来た。

最後のスイング特に映像がすごいし、カッコいいし。最高!!!
グウェン綺麗。


大いなる力には大いなる責任が伴う。
今作には似たような言葉は出てくるものの。。。

「お前は父親に似てる。本当にな。いいことだ。だが父さんには信念があった。彼は人のために何かできるならそれをする責任があると信じてた。それが人としての責任だ」


トビー・マグワイア版より葛藤は少ない。

マスクを何回も取られるなど、正体バレがち。


以下、ネタバレです。









・冴えない高校生・ピーター・パーカー
ロッカーから物を取り出そうとするも、その前にいるカップルがキスに夢中でどかない。すげーな、おい。

・いじめを止める。写真を撮るように言われるが断る。ピーターもボコボコにされる。
グウェン・ステイシー「立派だったわ。バカだけど良かった。」

・父親のカバン。父親の同僚はカート・コナーズ。異種間遺伝子交配。

・ピーターの両親は飛行機の墜落で亡くなっている。

・研修生になりすましてカート・コナーズに会いに行く。(オズコープ社)
グウェンは主任研修生。
蜘蛛の部屋に侵入。蜘蛛まみれ。
カート・コナーズは死にかかっているノーマン・オズボーンを救え、と命令される。でなければお互いクビだと。
ピーターが蜘蛛に嚙まれる

・帰りの電車。寝ているピーター。能力開花。敏感になる(スパイダーセンス)。手がくっついて離れない。
帰宅。おかしいピーター。まずい料理をうまいという。あんなマズいのにって言ってしまうベンおじさん。37年前に言ってよとメイおばさん。
次の日。力加減ができず、蛇口を壊すなど。。。リチャード・パーカーと蜘蛛を調べる。キーボードが手に張り付く。

・カート・コナーズの自宅へ。パーカーの息子です。マッドサイエンティスト。研究データと共に消えたリチャード・パーカー。遺伝子交配で生き延びた被験者はまだいない。ピーターの書いた計算式。

・バスケ。わざと嫌がらせするフラッシュ。取れ。目隠しする。ダンクシュート。ゴールが割れる。
ベンおじさんが学校に来る。
「弁償など構わん。本当か?」「今の話だ。その生徒に恥をかかせたのか?」
ピーター「向こうが悪い」
「向こう?殴った男か?」「仕返しってことか?だったら気分がスッキリしたろ。違うか?だろうな。お前の悪ふざけのお陰で今日は夜勤に替えた。お前が9時にメイを迎えに行け。分かったのか?」
グウェンを見て。「見た顔だ。お前のパソコンに。」「こいつのパソコンで見た。私は保護観察官だ」「迎えを忘れるな」
「ヘンだろ。僕のおじだ。ウソが好きで誰かと勘違いした」
「私じゃないんだ」
「僕の撮った弁論部の写真に君が。それを見たんだ。あれをいじってたら」
「いじってた?」
「そんな…違うよ」
「あなた退学?」
「退学じゃない。地域奉仕だ。それで…どうかな。」
「何?」
「さあ何か…だから何か…何かがイヤなら違うことでも」
「どちらでも」
「ほんと?」
「ええ」
「そっか、いいね」
「いいわ」
「じゃあ。でも今はムリだ。忙しい。でも…」
「いつでも」
「今度」
「いいわ」
「じゃあ」
「バイ」

・倉庫で蜘蛛の動きを参考に、チェーンでスイング

・ガナーリ装置。抗原性薬剤を詰め、上空で雲にして街中に降らせる。反対意見もある。もし毒が詰められたら逃げたくても雲から逃げられない。だから埃をかぶってる。
トカゲの再生能力。ネズミに。死亡、死亡…脚が再生。

・メイおばさんのお迎えを忘れてしまう。ベンおじさんが怒る。「私の妻は真夜中に1人で12ブロックも歩かされた。」
「お前は父親に似てる。本当にな。いいことだ。だが父さんには信念があった。彼は人のために何かできるならそれをする責任があると信じてた。それが人としての責任だ」
ピーター「すごいね。立派だよ。なら父さんはどこ?父さんはどこにいる?自分でそれを伝える責任を放棄した。」
「なんてことを」
「どっちがだ!」
「どこへ行く?ピーター戻って来い」
ピーターが扉を閉めるとガラスが割れる。

・2セント足りなくて飲み物を買えない。
後ろにいたやつが物を落とす。それを拾ってる間にレジから金を盗む。ピーターに飲み物を渡す。店員に「追ってくれ」と言われるも、「僕に関係ない」
ピーターを探しに来ていたベンおじさんが男を止めようとすると、銃で撃たれる。死。
携帯電話に着信履歴。「ピーター。最近お前が大変なのは知ってる。辛いだろう。お前の気持ちは分かる。」

・学校で。フラッシュが近寄って来る。
「今日はよせ」
「話したいだけだ」
フラッシュの胸倉をつかみ、ロッカーにたたきつける。
「気が晴れたか。おじさんが死んだ。気の毒に。分かるよ。辛いだろ」
立ち去るピーター。そこにグウェン。ピーターを抱きしめる。

・犯人捜し。似た人を殴る。犯人の左手首には星のタトゥー。
リングの上に落ちる。スパイダーマンみたいな顔の絵。
スパイダースーツを作成。
犯人捜し。
スパイダーウェブ作成。
初スウィング。
警察の無線を聞く。犯人捜し。
警察もスパイダーマンの存在に気づく。
スパイダーマンスーツの完成。
警察に追われるようになる。「警察に協力したのにこれがそのお返し?」
「38人のニューヨーク市警がレオタードの男1人に振り回された。」
メイおばさんが心配する。頼まれていた卵を買い忘れる。
ピーターの顔は傷だらけ。
「ピーター。聞きなさい。秘密は代償を伴うものよ。どんなときも。」

・人体実験を始めろ、とカート・コナーズに命令。
「それはできない」
「あの人が死ぬぞ」
「人は死ぬ。オズボーン氏でも」
………
「退役軍人を使おう」
「冗談だろ」
「私は本気だ」
………
「パーカーは頑なだったが君のモラルは低かった」
「私は関係ない」
「息子にそう伝えたか?」
………
「あのときパーカーは今の君と同じ事を言った。もう時間がない」
カート・コナーズは断る。
「この製法は我々がいただく。腕もあきらめろ。君はクビだ。朝までにオフィスを片づけろ。オモチャもすべて取り上げる」

・グウェン。良かったら今夜。うちに。

・カート・コナーズは自分に注射

・グウェンの家に。ディナーなのにカジュアルすぎる。
父親に会う。

・カート・コナーズに腕が生える。様子がおかしくなる。タクシー。「ラリってる?」トカゲになっていく。

・テーブルマナー。食べ方が分からない。グウェンの弟に教えてもらう。スパイダー男はすぐに捕まえる。真夜中に市民を襲ってる。ドジで証拠も残してるが危険だ。
ピーターは、あれは警察に協力してるという。
我々はいつでも泥棒を捕まえることができた。あの男から裏の組織を割り出そうとしてた。囮捜査。君はどっちの味方だ。あいつはマスクを被った無法者。
不快に思われたならお詫びをします。構わんよ。
キス。母親に見られる。何か危険を察知する。飛び降りる。(ピーターがスパイダーマンだってことが分かる。)

・橋の上の戦い。
リザードマンVSスパイダーマン。
蜘蛛の糸で吊るされた車の中から男の子を救出。素顔を見せる。車が燃える。マスクを子供に被せる。
「あんたは?」
「スパイダーマン」

・下水道に逃げたカート・コナーズ。
スパイダーマンの逮捕状。グウェンに噛まれた蜘蛛を見せる。
警察の話を信じない。
「僕が防がないと」

・カート・コナーズとピーター。
弱肉強食のトップにいるトカゲの弱点を聞く。突然の温度変化に弱い。脅かされると攻撃的になる。
狂暴化したネズミ。→もしかしてカート・コナーズがトカゲの正体だと察する。

・グウェンの父の元へ。あれは恐竜ではない。もっと危険。カート・コナーズが大トカゲに変身する。

・スパイダーマンは下水道へ。
スパイダーマンVSリザードマン
水中戦。
何とか逃げる。(狭すぎてリザードマンは通れなかった。)
ピーターが設置していたカメラによって、スパイダーマンがピーターであることを知る博士。

・グウェン。パパがピーターには精神科医の診断が必要だと言ってたらしい。
ピーターの傷。
チョコの家に住みたいと言っていたことがピーターに聞かれる。
「私にはわかるの」
「何が?」
「物心ついたときから父は毎朝胸にバッジをつけて家を出る。腰に拳銃をさげて…いつも無事に帰ってくるか心配してる。」見つめ合う
「分かった」「でも彼を止めなければ僕が創り出したんだ」
「どういうこと?」
「数式を教えた。それが答えになった。父が研究してた。秘密でね。その理由が分かった。これは僕の責任だ。僕がカタをつける」
「ピーター」
「外へ行こう。外へ行くんだ。ちょっとだけ」
「だめ」
「行こう」
「親にバレたら殺されちゃう」
「絶対にバレないよ」
二人でスイング。

・カート・コナーズ
「私は助けなど求めてないぞ。これからは孤独も疎外もなくなる。種々の遺伝子を取り込む事で人間は次の段階へ進化する。生存には適合が必要だ。」「“蛇のごとく姿を変え、私を閉じ込めていた肉体を脱ぎ捨てる。”」「お前は捨てられるか?自分の力を知った今その力を捨てる気か。私が人類を救う!」さらに注射。「私の計画のジャマはさせんぞ。ピーター・パーカー!」

・学校にリザードマン
スパイダーマンVSリザードマン
「救いもなく苦しむ人々を私が救う。治してやる。私のジャマをするな」
「間違っている。本当のあなたじゃない。話しましょう。博士」「あなたに危害を加えたくない!」尻尾を切っても生えてくる。
ピーターのピンチにグウェンの助け。
(図書館で戦うところとかなんかいいな。スタン・リーのカメオ出演。音楽を聞いているため、無音)
博士は下水道へ逃げる。

・下水道へ。
博士を止めるためには解毒剤が必要。グウェンにオズコープ社に行ってもらう。血清を。
下水道の中の博士の研究施設
「私は弱者や疎外される者のない世界を作りたかった。より強い人間を作りたかったがムリだ。人間は弱くてみじめで情けない生き物だ。強くなれるなら人間である必要はない。より速くより賢くなれるならこれは人間への贈り物だ。」

・リザードマン銃撃。再生。生物剤をまく。その場にいた警察がトカゲになっていく。

・博士がオズコープ社に向かっている。
ピーターは逃げるように言うも、グウェンが逃げてくれない。
オズコープ社に向かう。ピーター。グウェン父たちはスパイダーマンを撃つ。顔を見られる。
「パーカー」
「奴がオズコープ社へ。グウェンがいます。止めないで。」マスクを拾う。被る。
脚を撃たれる。

橋で救った男の子の父。避難勧告が出るも、スパイダーマンのためにクレーンを動かす。スパイダーマンのために近道を作る。

・父、グウェンから解毒剤を受け取る。

・スパイダーマンVSリザードマン
「哀れだな、ピーター。母親も父親もいない。おじも死に1人きりだ。」
グウェン父「1人じゃない」
父の機転で凍らせて戦う。解毒剤を受け取る。父は撃ち続ける。再生したリザードマンに腹を爪で刺される。
ガナーリ装置で解毒剤をまく。
建物が壊れ、落下するピーターを捕まえたのはカート・コナーズ博士。正気を取り戻す。

・グウェン父との約束
「君は人が来る前に先に消えろ。いいな。」
「ここにいます」
「私が間違ってた。君は街に必要だ。これ(マスク)を、君に必要だ。これから敵もできる。傷つく者もいる。ときには大事な人も。ひとつ約束してくれ。もうグウェンに近づくな。いいな。約束だぞ。」
ピーターはうなずく。涙を流す。死

・傷だらけのピーター。帰宅。卵を買って帰る。メイおばさんと抱きしめ合う。
「ピーター、いいのよ。よかった。いいの」
「キツかった」
「もう大丈夫」

・雨の日
グウェン「どこにいたの?父が死んだ。葬儀があった。礼砲も。追悼スピーチもあった。先生も参列し、あのフラッシュも。でもあなたはいなかった」
ピーター「だめだ。もうだめだ。すまない、もう…」
「何なの?」
「もう会えない。だめなんだ」
立ち去るグウェン。振り返って「パパが約束させたのね。もう私に近づくなって」

・メイおばさん「かわいい子ね」
ピーター「おじさんもそう言った」
「デートに誘った?」
首を振る
「どうして?」
「誘えない」
「どうして?」
「僕じゃダメなんだ」
「ピーター、あなたはダメな人間じゃない。文句ある者は私が許さない」

・ベンおじさんの着信履歴
「ピーター。最近お前が大変なのは知ってる。辛いだろう。お前の気持ちは分かる。子供のころからお前は難しい環境で育ってきた。年寄りに言わせれば困難が人の運命を決める。どんな人間になるかを。偉大な人間になるとしたらそれはお前だ。お前は才能を授かった。それをどう使うかは考えろ。その結果何が起きようと私たちはお前の味方だ。だから家に戻れ。私のヒーロー。愛してる」

・学校
フラッシュがスパイダーマンのTシャツを着てる。「こいつスゲえ。女に人気だし。」
先生「ある教授がこう言ったの“物語にテーマは10しかない。”彼は間違ってるわ。ひとつしかない。“自分は誰?”パーカー、また遅刻ね。裏切らないわね。」
「もう遅れません。約束します。」
「守れない約束はしないで」
小声でグウェンに向かって「守れないときもある」
グウェンは笑う。

・最後のシーン
スイング