このレビューはネタバレを含みます
パッケージで全力ネタバレしていくスタイル。
といってもネタバレというほど隠されているものではないのだけれど。
一応『悪魔のいけにえ』におけるレザーフェイスを下敷きとする、体格が良く薄汚い男のイメージと男性性の象徴チェーンソー(今作ではストレートな男性像ではないため丸鋸とという形で登場している)のミスリードと猟奇的なセクシュアルテーマが軸でそれも少し面白いのだが、殺人シーンもなかなか容赦なく、ハイテンションというわりに冷たくハードボイルドな趣を感じた。
主人公の顔面とカメラ演出はそこそこハイテンション。
民家からガソスタ、森へとテンポよく場面が変わってダレなかったのも良かった。
返り血に真っ赤に染まる顔面に覗く真っ白い歯の並びが美しかった。